相続手続きは複雑かつ面倒であり、自分で行うには億劫だというイメージを持たれている方は多いと思います。

そのような場合、相続手続きを誰かに依頼するということが考えられます。

その際には、行政書士に依頼することをおすすめしています。

相続手続きを依頼する相手としては、他にも弁護士や司法書士などが考えられる中、相続手続きを行政書士に依頼することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

以下見ていきましょう。

行政書士が相続手続きにおいてできること

行政書士に依頼するメリットを考える前提として、まずは行政書士が相続手続きにおいてどんなことができるのか見ていきましょう。

行政書士は、書類作成のプロフェッショナルということができます。

そのため、手続きに必要な書類を漏れなく正確に作成することができる他、その提出を代理することが可能です。

行える業務としては、相続人や相続財産の調査、遺産分割協議書の作成など幅広いです。

また、被相続人が死亡する前であっても、遺言書の作成や成年後見人の受任などを行うことができます。

一方で、法律相談や交渉、遺言書の検認や不動産の名義変更など、行うことができない業務も少なくありません。

遺産分割で相続人間が揉めている場合や不動産の相続が絡んでいるなど、このような手続きが必要な場合には弁護士・司法書士などに相談するのが適切といえるでしょう。

相続手続きを行政書士に依頼するメリット

では、相続手続きを行政書士に依頼するメリットとは何なのでしょうか。

まずは、対応できる業務が多岐にわたることが挙げられます。

行政書士は多種多様な種類の書類を作ることができるため、相続において必要な多くの書類を代理作成してもらうことができます。

また、そもそもどのような書類が必要なのかわからないような場合にも、行政書士に相談することでどんな書類が必要なのか教えてもらうことができ、そのまま作成を依頼できます。

次に、弁護士などに比べて費用が安く、気軽に相談することができることが挙げられます。

弁護士は行政書士と異なりあなたの代理人になることができるため、相続人間で揉め事があるような場合には交渉や訴訟を代理してもらうことでこれらの手続きを有利に進めることができます。

もっとも、相続人間でこれといって争いがないような場合には、弁護士は行政書士の数倍～１０倍ほどの費用がかかってしまうことから、依頼することがあまり合理的でないことが多いです。

そのため、相続がスムーズに進みそうな場合には行政書士に向けて気軽に相談することがおすすめです。

相続についてはすずき行政書士事務所にご相談ください

以上のように、相続手続を行政書士に相談することには大きなメリットがあります。

すずき行政書士事務所では、相続についてのご依頼を受け付けています。お困りの場合には、お気軽にご相談ください。